【令和元年度の実施事業】


◆令和2年3月29日(日) 合同会議

◆令和2年3月19日(木) 理事会

◆令和元年12月1日(日) 更生相談会・結婚相談室・意見交換会

◆11月23日・24日 令和元年度北信越ブロック大会(長野)

◆11月10日 令和元年度三療研修会開催

◆10月26日、27日 第28回北信越サウンドテーブルテニス大会

◆10月6日(日) 第43回視覚障害者文化祭&福祉機器展

◆9月29日(日) 令和元年度富山県視覚障害者球技大会

◆9月7日(土)・8日(日) 家族激励大会と歩行訓練、研修会

◆8月27日~29日 令和元年度 第65回全国盲女性研修大会

◆8月25日(日) 令和元年度点字競技会、パソコン競技会

◆7月21日(日) センタークリーン作戦&火災避難訓練

◆7月7日(日) 令和元年度ボランティアと利用者交流会

◆6月9日(木) 令和元年度定期会員総会、バリアフリー映画鑑賞会

◆6月2日(木) 令和元年度定時評議員会、第2回理事会開催

◆5月26日(日) 第72回全国盲人福祉大会・札幌大会

◆5月23日(木) 令和元年度 第1回理事会開催

◆5月19日(日) 第46回北信越グランドソフトボール大会


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◆令和2年3月29日(日) 合同会議

 令和2年3月29日(日)午前10時から、ライトセンター研修室において、理事、監事、評議員、支部長、相談役、そして青年・女性・三療・スポーツの各部長が一堂に会して、合同会議を行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染予防のため中止になりました。



◆令和2年3月19日(木) 理事会 

令和元年度の最後の理事会が予定されていたのですが、新型コロナウイルス感染予防のため中止になりました。



◆令和元年12月1日(日) 更生相談会・結婚相談室・意見交換会

 令和元年度の更生相談会、意見交換会が午前10時からライトセンター研修室において開かれました。2階和室では結婚相談室が開かれました。

 塘添会長の挨拶では、悲しい話、めでたい話もありました。続いて、「富山県パーキングパーミット制度(仮称)について」と題して、富山県厚生企画課主幹・宮脇健一氏の講演を聴きました。

 公共施設やスーパーなどの駐車場には障害者用のスペースを設けてありますが、一般の方にもっと周知して、歩行困難者が優先的に利用できるように、ルールを守って欲しいというのがこの制度の目的のようです。

 障害者が乗った車が障害者用スペースに駐車する時、県が発行するこの制度の利用証を、車のバックミラーにぶら下げて使うとの事です。

 講演終了後、障害者手帳と代筆していただいた申請書、そして140円切手を、県からセンターまで出張していただいた担当者に提出して申請手続は終了。後日、申請者の家へ利用証が郵送されるとの事。講演を聴いて約30名の方が申請されたようです。

 普通は市町村の窓口へ行って手続をするのですが、今日の更生相談会に出席された方は手間が省けて大変喜んでおられました。

 昼食の間、あはき19条裁判と長野県の災害に対する募金活動が行われ、多くの支援金・義援金が集まりました。どうも有難うございました。

 午後1時から、今年度の受章、受賞された方々の氏名が紹介され、続いて令和2年度の事業計画案について報告、また「第73回日盲連福祉大会宮城県大会」旅行団について、詳しい説明がされました。

 意見交換会の中で、土曜日午後3時からの某ラジオ番組で「点字ブロックは車椅子や高齢者には通りにくくて危ない、不要なのでは」という旨のリスナーの意見を紹介していたそうです。

 点字ブロックは視覚障害者の歩行には絶対に必要な道しるべですが、未だこの事を認識されていない方が世の中にいる事に皆さん驚いていました。障害当事者でないとその障害の苦労は分からないという事でしょうか。

 2時過ぎから懇親会に移り、それぞれに今年1年を振り返り、料理とお酒を楽しみながら談笑し、3時に更生相談会を終了しました。

記.安田庄内


◆令和元年度 日本視覚障害者団体連合・北信越ブロック大会(長野)

 令和元年11月23日(土)、24日(日)の両日に渡り、北信越ブロック大会が長野県信州上諏訪温泉「鷺の湯」において、北信越5県から約130名が参加して開かれました。

 富山県からは22名(青年部、女性部、執行部)の各代表が参加。福祉バスを利用して大会会場へ午後1時ごろに到着しました。

 福井県からの到着が道路渋滞等で3時ごろになるとの事でしたが、予定通り2時から開会。

 最初に日盲連の歌を皆で斉唱した後、日本視覚障害者団体連合・北信越ブロック長の石川県視覚障害者協会・米島理事長より挨拶がなされました。

 始めにブロック長から、今年10月の台風19号により長野県が甚大な被害を受け、多くの災害に遭われた皆様に対して、北越4県から災害見舞金を長野市の方に送りたい旨のお話がありました。

 続いて開催県代表者挨拶、ご来賓からのご祝辞、日盲連(日本視覚障害者団体連合)竹下義樹会長の挨拶、最後に各県代表者が紹介され開会式典を終了しました。

 2時30分過ぎから代表者会議、青年部協議会、女性部研修会がそれぞれ開かれました。

1 代表者会議

 議事では北信越ブロック報告、あはき(あんま鍼灸)協議会報告、全国大会提出議題の審議、「光の泉賞」候補者推薦、各県情報交換の順で進められました。

 始めに米島ブロック長より、本県の塘添会長が旭日双光章(きょくじつそうこうしょう)を受けられたことが報告され、会場から大きな拍手で祝福されました。

 提出議題の審議では、福井県からの議案「地震や豪雨等の危険事象において・・・(以下省略)国において視覚障害者避難計画の指針を示すよう要望する。

 長野県から「視覚障害者の通勤・通学に関する移動の手段について新たな福祉サービスのあり方を早急に国において示していただくよう要望する。」

 この2題を来年6月開催の全国(宮城県)大会へ提出することになりました。

2 青年部協議会

 議事の内容は、全国視覚障害者青年研修大会の北信越開催について、2025年に青年研修大会の開催が決まったことから、過去に遡って開催されていない、長野県、石川県のどちらかでの開催を念頭にそれぞれの県に持ち帰って検討していただき、2023年末までに開催県を決定することが決まりました。

 各県提出議題の審議について、ここでは福井県から提出された、「テレビの緊急放送は文字だけでなくアナウンサーによる放送を行うよう義務化することを要望する。」

 この議題を来年9月に広島県において開催される全国視覚障害青年研修大会に提出することになりました。

3 女性部研修会

 (第1部)14時30分~15時30分

 研修会テーマ「諏訪の文化と諏訪太鼓に触れる」とだいして、お話と足長剛勇太鼓のメンバーによる披露がなされ、迫力ある実演に皆さん聞き入っておられました。

 実演の後には、各県から二人の代表の方に出てきていただいて、実際に太鼓の叩き方の指導がなされ、貴重な体験をさせていただきました。

 その他の皆さんは終了間際に実際に太鼓に触れさせていただき、楽しい一時を過ごしました。

 (第2部)15時40分~16時40分

 プレクストーク(PTR 3)のデモンストレーションが行われ、シナノケンシ株式会社システム機器ビジネスユニット福祉・支援機器営業課の伊藤春樹氏に操作等の実演をしていただきました。

4 女性部協議会 14時30分~17時

 議事では各県提出議題の審議、各県の情報交換が行われました。各県提出議題の審議では、新潟県から出された「医療機関における病状の検査や施術等の説明・同意等の書類への署名について、複数職員立会いの元での医療スタッフによる代筆を要望します。」の議題を、来年9月に新神戸で開催される女性部全国大会へ提出することが決まりました。その他、16時10分~17時までスポーツ協議会も開催されました。

 19時からは夕食懇親会が行われ、信州のお酒・ワイン・ビール・焼酎等が並べられ、各自好みのアルコールを楽しみ、併せて料理も堪能しました。

 又、それぞれの座席の前に点字・墨字で書かれた宴会料理内容を記した紙が置かれており、心温まるもてなしを受けました。

 2日目の24日(日)、午前10時30分から「視覚障害者をめぐる国の動きと日視連の活動」と題して、竹下日本視覚障害者団体連合会長の講演が行われました。

 講演内容の一部を抜粋

第1 国の動き

1. あはき問題

・あはき法19条訴訟について、東京地裁は12月16日に判決、大阪地裁は2月25日に判決、仙台地裁もほぼ同時に判決の見込み。

・無免許者対策について、19条訴訟が一段落するので無免許対策の強化に向けた取り組みを再開する。

2. 読書バリアフリー法の制定

 2019年6月21日に「視覚障害者等の読書環境の推進に関する法律」が成立。

3. 特別支援教育制度の見直し

4. 雇用問題

5. 障害者差別解消法の見直し

6. 外出保障

 (1)ホームドアの普及 (2)音の信号機に関する諸問題 (3)地域におけるバリアフリー化のための協議会が動き出す。

7. 新紙幣について

 2024年に1万円札・5千円札・千円札が改定される。

第2 日視連の活動

1. 本年10月1日から名称変更がなされた。

2. 本年7月に弱視問題対策部会がスタートした。

3. 将来ビジョン推進委員会が設置された。

 以下・省略

 講演会終了後、全体会議が行われ、昨日行われた各会議報告が団体の代表からなされました。

 その後、感謝状贈呈式に移り、北信越名誉ブロック長(福井県)、新潟・長野両県の視覚障害者福祉協会前理事長の計3名の方に贈呈されました。

 閉会式では、長野県の青木理事長から、今大会で多くの見舞金が寄せられたことに対してお礼の言葉が述べられて、全日程を終了しました。

 令和2年度の北信越ブロック大会は11月21日(土)、22日(日)の二日間、福井県の担当により開催されます。

記.佐生秀一


◆令和元年度三療研修会開催

 11月10日(日)、県協会と三療部合同の三療研修会が、富山県視覚障害者福祉センター研修室において午後1時より開催されました。

 今回は「歯と口のはなし ~最後まで口からおいしく食べられるために~」と題して、歯科衛生士・加藤みゆき氏にご講演いただきました。

 歯を大切にすること、口腔機能を維持することが重要であり、口の機能について。また「オーラルフレイル」という新たな考え方、唾液の力の話、歯周病と全身疾患の関係などについて、和やかに対話しながら進められました。

 途中には、皆さん一緒に実際に水を飲んで、舌の動きがいかに大切かや免疫力アップの口の筋トレ「あいうべ体操」もやったりし、最後に歯ブラシの選び方などを教えていただき、楽しい研修会でした。

 今後の生活や患者さんへのアドバイスに活かしていければと思います。

記.堀 惠一


◆10月26日、27日 第28回北信越サウンドテーブルテニス大会

 令和元年10月26(土)・27(日)、「富山市体育文化センター」において「第28回北信越サウンドテーブルテニス大会」が富山県視覚障害者協会主催により開催されました。

 朝からどんより曇り、視力がなくてもそれとわかる曇り空でした。会場には北信越5県から60名を超える選手と大会役員、審判をしてくださるレディースの皆さん、それに大会運営をしてくださるセンター職員の皆さんなどが、1時の開会式には勢ぞろいされ、大会会長(協会会長)、県厚生部障害福祉課長さんらの激励の言葉をいただきました。

 長野県を中心にした豪雨の被害に見舞われた方々やその被害のためやむなく本大会を欠席しなければならなかった人たちに心からのお見舞いの言葉を述べておられました。

 午後1時30分から個人戦が始まりました。この体育館は音響効果が少し強めで、各テーブルから発せられる打球音が響き、アイマスク使用者には厳しい環境であったように思われました。

 それでも時間の経過とともに勝敗が決し、4時30分を超えるごろには決戦も終わりに近づいて優勝者が決定していました。

 富山県の入賞者は、STT-A男子の部で中西が4位。STT-A女子の部で徳市さんが2位、柳田さんが3位にそれぞれ入賞しました。

 夜の懇親会は、会場を呉羽ハイツに変え、次々と運ばれてくる地元地産の料理に舌鼓を打ち、酔うほどに声もだんだん大きくなり、個人戦の成果をたたえ合う声もする中、各県10分の持ち時間で隠し芸大会もあって和やかなひと時を過ごしました。

 特に、男子決勝で鎬ぎを削った二人が「狩人のあずさ2号」をデュエットして万雷の拍手を受け、ノーサイドを高らかに歌い上げていたのも素晴らしかった。

 翌27日は8時45分から団体戦です。幸先よく富山県Cチームが勝ちぬけて我が富山県チームに勢いをつけたように思えた。

 富山県Aチームは福井県Bチームに2対1で勝ち、続いて富山県Bチームが惜敗した石川県チームを2対1と破り、決勝戦へと進んだ。

 決勝の相手は長野県チームで0対3のストレートで負けはしたものの準優勝に終わってホッとした。

 閉会式では成績発表と表彰に続いて、大会審判長の公評があった後、次年度開催の新潟県の藤林部長から令和2年10月31日と11月1日に開催する旨のご挨拶があった。最後に県視障協の堀副会長から閉会のご挨拶がありすべての日程を終了しました。

 成績は次の通りです。

STT-A男子の部

 優勝 開田(石川県) 準優勝 源(福井県) 3位 藤林(新潟県)

STT-A女子の部

 優勝 住吉(長野県) 準優勝 徳市(富山県) 3位 柳田(富山県)

STT-Bの部

 優勝 小坂(石川県) 準優勝 住吉(長野県) 3位 奥田(福井県)

団体戦

優勝 長野県チーム 準優勝 富山県Aチーム 3位 福井県Aチーム

・なお、富山県Aチームの構成メンバーは、徳市和美、太田蓉子、中西美雄の3名でした。

記.中西美雄


◆10月6日(日) 第43回視覚障害者文化祭&福祉機器展

 令和元年10月6日(日)、午前10時から富山市磯部町の視覚障害者福祉センターにおいて第43回視覚障害者文化祭、及び福祉機器展が開催されました。

 130名近い会員(付添い含む)が参加し、そしてコスモスの会、あゆみ会、ひまわりの会、ライブラリー友の会から40名を超えるボランティアの方々のご協力をいただいて、にぎやかで楽しい文化祭になりました。

 午前10時から研修室において塘添会長の挨拶の後、NPO法人NAT(ITネットワークアシストたかおか)理事長・能登和敏氏を講師にお迎えして「AIスピーカーがあなたの生活を変える」と題して講演を聴きました。

◆能登和敏氏の講演内容を聴く! (mp3 約1時間)

 最近は多くの家でインターネットが普及しており、パソコンがWiFiで接続してあれば簡単に(パソコンの知識がある方なら)AIスピーカーを利用することができるそうです。

 能登さんによれば、AIスピーカーは単なるスピーカーでなく、耳と口を持っているロボットのようなもので、いろんなジャンルの音楽をかけたり、ラジオを聴いたり、本を読んだり、各地の天気を聴いたり、日本語の文をいろんな外国語でしゃべったり等々。実際に試されながら、ユーモアを交えて分かりやすく話されました。

 「アレクサ なになに して」と声をかけるだけで、魔法のように優しく応えてくれるスピーカーに皆さん驚きと感心しきり!!

 また、家電コントローラーを介すれば、エアコン、冷蔵庫、掃除機、電灯などの管理ができるようになり、生活が大変便利になるとのこと。しかし反面、あまりにも社会にAIスピーカーが普及してしまうと、悪意を持ったサイバーテロによって社会全体が大混乱に陥る可能性、恐れがある、との怖い話もされました。

 講演終了後、2階では和室で女性部員によるお茶席が行われ、会員の趣味の作品展示、ボランティアグループによる物品販売、漢点字の紹介ブース、視覚障害者も楽しめる囲碁体験コーナーが設けられました。

 盲人施術室では今年が3回目の施術体験コーナーが設けられ、30名近くの方が施術を体験され、大盛況でした。

 福祉機器展では音声体温計や、昨年に引き続いてプレクストーク(PTR3、PTN3、リンクポケット)が紹介されていました。また、最近視覚障害者にも徐々に増えつつあるiPhoneやスマフォで利用できるアプリとして「ものタグ」と「これなにメモ」も紹介されました。

 「ものタグ」は音声で録音登録したタグを品物に付けたり貼ったりして品名を音声で判別するアプリ。「これなにメモ」はカードや診察券などをカメラ撮影して登録して音声で判別できるアプリです。

 他に、午前の講師・能登さんの厚意により、AIスピーカーも展示されました。皆さんは早速「アレクサ なになに して」と、思い思いの言葉で試しておられ、「これ欲しい、買いたい、どこで買える?」という声が多く、一番人気があったようです。

 1階ロビーの飲食物コーナーではコーヒー、弁当、おにぎり、大学ポテト、大福、お茶などが販売され、また研修室横の中庭ではビヤガーデンが開かれ、焼き鳥やエダマメなど、皆さん美味しくいただきながら談笑を楽しんでいました。

 午後1時からは研修室において、皆さんお待ちかねのフラワーコーラス、民謡の生きがい教室発表の後、相撲甚句、カラオケなどを楽しんで、3時に文化祭を終了しました。

 事前の準備から後片付けまで、多くのボランティアの方に協力していただき、皆さん楽しくにぎやかな時間を過ごすことができました。

 ご協力をいただいた多くのボランティアの皆様、職員の皆様、本当に有難うございました。

記.安田庄内


◆9月29日(日) 令和元年度富山県視覚障害者球技大会

 令和元年9月29日(日)、午前9時30分から南部中学校グラウンドにおいて第36回グランドソフトボール大会が、ライトセンターでは第45回サウンドテーブルテニス大会(アイマスクあり・女子の部)が開催されました。

 前日からの天気予報では雨が予想されており、降らなくてもグラウンドの状態が心配されたのですが、幸いにもグラウンドの状態は良好で支障なし。蒸し暑くなったのが少し残念でした。

 試合はAチーム、Bチームに分かれて行われましたが、参加選手が少なくてセンター職員の方の応援をいただき、また飛田選手がバッターボックスに立つことなく、A、B両チームのピッチャーとして投球に専念するという、変則的な形で行われました。

 途中、何度も上空のヘリコプターの音が大きくて中断しながらの展開。両チームともに打線が続かないで点数が入にくかったのですが、最終的には2対1でAチームが勝利しました。

 午後1時からライトセンターで、サウンドテーブルテニスA(アイマスクあり)男子の部、サウンドテーブルテニスB(アイマスクなし)男女混合の部が行われました。

 男女とも、強い方は毎年上位に入賞されているようで、もっと若い方が伸びて欲しいと思いました。

 閉会式のレディース代表の講評では「ルールが改定されたので、お互いに慣れていきましょう。」とのことでした。

 以下は球技大会の成績です。(敬称略)

☆グランドソフトボール  優勝 社会人Aチーム

 最優秀選手 飛田功平(とびた こうへい)

 優秀選手 高橋 亨(とおる)、池田一義

☆サウンドテーブルテニスA(アイマスクあり)女子の部

 優勝 本江とみ子  準優勝 徳市和美  3位 柳田信子

☆サウンドテーブルテニスA(アイマスクあり)男子の部

 優勝 中西美雄  準優勝 塘添誠次  3位 林 大志(ひろし)

☆サウンドテーブルテニスB(アイマスクなし)男女混合の部

 優勝 池田一義  準優勝 太田蓉子  3位 赤石美枝子

 受賞された皆様、おめでとうございます。参加された選手の皆様、お疲れさまでした。

 又、球技大会にご協力いただいたソフトボール協会、レディース、センター職員の皆様、本当に有難うございました。

記.安田庄内


◆家族激励大会と歩行訓練、研修会

 令和元年9月7日(土)・8日(日)の両日、小矢部支部の担当による会員家族激励大会、歩行訓練、研修会が開かれました。ようやく秋めいた頃になったと思っていたのに、台風の影響なのか、両日ともに30度を超える暑い日になってしまいました。

 7日、県内各地からバスで約70名が参加して宮島温泉「滝乃荘」に午後1時半頃に集合。到着して間もなく、2時から家族激励大会が大広間で始まりました。

 堀副会長の開会宣言、塘添会長の挨拶、山田小矢部支部長の歓迎挨拶に続き、来賓の桜井森夫小矢部市長(代理・竹田達文小矢部市副市長)、福島正力小矢部市議会議長、日光久悦小矢部市社会福祉協議会会長、嶋田幸恵小矢部市障害者団体連絡協議会会長、各氏から温かい激励の言葉をいただき、窓の外ではミンミンゼミも歓迎して鳴いていました。

 激励大会終了後、3時過ぎからバスに乗ってロックフィル式の子撫川ダムまで行き、ダムの堰堤を往復した後、滝乃荘まで約2キロのゆっくりした坂道を歩いて下りました。

 草いきれがするなぁと思ったら、途中で「ビーン、ビーン」と草刈り機の音がしていたので納得。30分ほどの歩行訓練でしたが、暑い日だったのでかなり汗をかきました。久しぶりの良い運動になりました。

 温泉で汗を流した後の一口のビールはやはり美味しかった。6時半から待望の懇親会です。美味しい料理とビール、お酒を充分に楽しみながら互いに親睦を深めました。

 喉に自信のある人はカラオケも楽しみました。宴会終了後、貸し切りのスナックで更にカラオケを楽しまれた方もいました。

 二日目午前10時からの研修会は『メディアは今 ~新聞・テレビ・ネット事情~』と題し、石川テレビ放送(株)相談役の森田正明氏を講師にお招きして講演を聴きました。

 新聞販売部数の減少、テレビ番組の内容の変化、インターネットの急激な普及などについて、私達にも分かりやすく、身近でタイムリーな話題をユーモアを交えてお話しされました。

 講演終了後、昼食を摂って二日間の日程を終えました。来年の激励大会は魚津支部担当の開催で、9月に行われます。多くの皆様の参加を宜しくお願い致します。

記.安田庄内


◆令和元年度 第65回全国盲女性研修大会
   (北信越・東海ブロック 名古屋大会)

 8月27日から29日にかけ、名古屋市の愛知県産業労働センター「ウインクあいち」と「キャッスルプラザ」において、令和元年度 第65回全国盲女性研修大会が開かれました。

 8月27日火曜日、九州地方の豪雨被害と大雨予報の中、今回は同行援護の方と二人だけで金沢発の「しらさぎ」に乗車して、名古屋に到着。明日に備えてすぐホテルに入りました。

 28日の水曜は朝から雨の中、迷いながらも産業労働センターの「ウインクあいち」へ向かい、役割分担を打ち合わせた後に会場入り。12時まで代表者会議が行われて新役員や各議題が拍手で承認されました。

 13時からの研修1では、講師の宗次德二(むねつぐ とくじ)氏による「私のカレーなる人生」の演題通り、スパイスの効いたこれまでの人生をユーモアを交えて話されました。社会への貢献にと、朝早くからの花の手入れ、掃除の奉仕活動で健康を維持する話に、涙と感動しました。

 研修2では、ブロック代表の健康法を聞き、会場を変えて3人の助言者と活発な意見交換が行われて終了しました。キャッスルプラザに場所を変えて交流会が行なわれ、名古屋の味を満喫しながら楽しい時間を過ごしました。

 29日は9時に「ウインクあいち」にて受付をして、用具コーナーを見学しながら、気に入った物を買い求めました。

 10時より全国盲女性研修大会が、国会議員や竹下日盲連会長、河村名古屋市長など、大勢の来賓を迎えて盛大に開催され、4つの開催宣言の後、議事が承認されてほっとしました。令和2年9月15日から17日に開催予定の兵庫県神戸市代表の歓迎のあいさつがあり、12時に大会が終了しました。

 名古屋発の「しらさぎ」で21時に帰宅できました。豪雨情報が何回も出されていたので心配しましたが、富山県は大丈夫だったようで安心しました。

記.延野悦子


◆8月25日(日) 令和元年度点字競技会、パソコン競技会開催

 第68回点字競技会、第20回パソコン競技会は富山県の後援、日本赤十字社富山県支部、毎日新聞社、北日本新聞社の協賛をいただいて、ライトセンター研修室で午前10時から行われ、点字競技は17名、パソコン競技(携帯電話も含む)は7名が参加しました。

 昨年の競技会はとても暑くて、点字の写し書きの時、問題用紙が汗で濡れてとても競技が進まなかったのだが、今年はそれほどでもなくて競技もスムーズに、そして和やかなうちに進んだのが良かったと思う。

 私は長く点字を使ってはいるが、何しろ速く書いたり読んだりということがとても苦手だ。まあ、参加することに意義があると思って毎年参加している。

 点字競技もパソコン競技も、全体的に書きやすい文章だったのが嬉しかった。天候にも恵まれて無事に終わってほっとした。

 午後1時から点字講習会が開かれ、塘添会長から「点字」ついて詳しく学びました。

 2時40分から閉会式に移り、点字競技会、パソコン競技会の成績発表と表彰式、続いて講評が行われ、3時15分に競技会の日程を終了しました。

 審査していただいた富山視覚総合支援学校の皆様、あゆみ会、ひまわりの会の皆様、センターの皆様、ご協力有難うございました。

 また、競技に参加いただいた皆様、有難うございました。受賞された皆様、おめでとうございます。

 点字競技会、パソコン競技会の成績は以下の通りです。(敬称略)


[第68回 点字競技会]

・団体の部

 1位:県知事賞・毎日新聞社賞 射水市チーム

 2位:北日本新聞社賞 富山市チーム 3位 魚津市、下新川郡チーム

・個人総合(一般の部、中途失明者の部の総合)

 1位:県議会議長賞 鈴木修博(射水)

・一般の部個人総合

 1位:日本赤十字社富山県支部賞 鈴木修博(射水)

 2位 佐生真理(魚津) 3位 安達 実(富山)

・中途失明者の部個人総合

 1位:日本赤十字社富山県支部賞 塘添誠次(射水)

 2位 谷内幸子(富山) 3位 山口 勇(高岡)

・田島杯 田口明美(高岡)

[第20回 パソコン競技会](携帯電話も含む)

・パソコンの部

 1位 山口 勇(高岡) 2位 田口明美(高岡) 3位 塘添誠次(射水)

・携帯電話の部

 1位 上坂敏彦(高岡)

 成績は以上の通りです。受賞された皆様、おめでとうございます。

記.田口明美


◆7月21日(日) センタークリーン作戦&火災避難訓練

 梅雨明けが近いと思われる21日は朝から暑い日になりました。そのせいかどうか? 会員の参加者は約30名で、残念ながら昨年よりも少し減ったようでした。

 午前10時、クリーン作戦を始める前のあいさつ中、突然非常ベルがけたたましく鳴り出したので皆さんはビックリ!! 一瞬緊張が走りました。

 「訓練です、訓練です。」の館内放送で皆さんは納得。「調理室から出火です。玄関から出て逃げてください。」の指示により、弱視の人が全盲の人を誘導しながらスリッパを履いたまま、近くの駐車場へ避難しました。

 皆さんが揃った駐車場で、高島所長から「全員の避難完了に3分弱」との評価報告、そして改めて避難する時の注意事項について説明を聞きました。

 思いがけない避難訓練を終え、センターへ戻ってクリーン作戦を開始。玄関、ロビー、研修室、調理室、和室などの窓ガラス磨き、蛍光灯の掃除、書庫、廊下や手すり、エアコンのフィルター掃除など、皆さんは各自の持ち場で安全に気を配りながら汗を出し、1年間の汚れを拭き取りました。

 ロビーや研修室、閲覧室の掃除をしている時、皆さんは段々と手狭になっていることを今年も感じました。早くセンターが増築されると良いのですが。

 12時頃からはお待ちかねの懇親会ですが、今年もバーベキューでなく、オードブルとおにぎりを注文しての懇親会です。お皿の料理に舌鼓を打ちながら、一汗かいた後の冷たいビールは格段に美味しく、皆さん和やかに歓談していました。

 懇親会終了後、せっかく掃除をした床が汚れていないか、青年部、女性部の皆様の協力で、改めて研修室の床掃除をしました。

 クリーン作戦に参加、協力していただいた皆様、本当にありがとうございました。

記.安田


◆7月7日(日) 令和元年度ボランティアと利用者交流会

 令和元年度のボランティアと利用者交流会は富山県視覚障害者福祉センターと城南公園内の富山市科学博物館を会場に開催され、県内各地から、利用者37名、付添6名、ボランティア52名(点訳3グループ、音訳6グループ)の皆さんが参加しました。

 10時過ぎ、塘添会長の挨拶で始まり、オリエンテーションに続いて点訳図書グループと音訳図書グループに別れ、意見交換会に移りました。

 音訳グループはボランティア43名、利用者17名で、昨年と同様、A(2階和室)、B(ロビー)、C(調理室)の3グループ。

 例年少なかった点訳グループはボランティア19名、利用者20名で、なぜか今年は一番多かったので研修室を使いました。4グループに別れ、それぞれ意見を交換しました。

 交換会で毎年必ずと言ってもよいほど話題になるのは、「どんな本が読みたいですか?」と「こんな本を読んでいる、読みたい。」で、要望が多い図書が早く作成されるようです。

 また、カセットテープの利用が減り、デイジー図書、サピエ図書館の利用が増え、iPhoneなどのスマフォでの図書利用が増えていく。この傾向は更に進んでいき、特に若い人の間で強いようです。

 11時30分からの全体会議では、4グループで話し合ったそれぞれの内容が報告されました。

 昼食後、ボランティアの方と利用者がペアを組んで、徒歩、または福祉バスを利用して富山市科学博物館へ行きました。私はコスモスの会の方とペアを組んで歩いて行ったのですが、到着する頃は背中に汗をかいていました。久しぶりに良い運動になりました。

 運が良いことに、博物館の2階に「風の体験コーナー」があったので、涼しい風をタップリ楽しみました。

 かなり以前の交流会でこの博物館を見学したことがありますが、風の体験コーナーはなかったと思います。また、展示されている恐竜の声を聞いた覚えはありますが、他の展示物は記憶がありませんでした。私が忘れたのか? 展示物の内容が変わったのか?

 3時にライトセンターへ戻り、堀副会長の挨拶で閉会となりました。協力、参加していただいたボランティアの皆様、センター職員、会員の皆様、どうも有難うございました。

記.安田



◆6月9日(日) バリアフリー映画鑑賞会
     及び令和元年年度定期会員総会

 北陸地方が梅雨入りして間のないばかりの6月9日(日)午前10時から約60名の会員が出席してバリアフリー映画鑑賞会が開かれました。

 これは、バリアフリー映画の普及を社会貢献事業として取組んでおられる住友商事の提供を受けて実施されました。

 東野圭吾ドラマシリーズ「笑(わらい)」の中から、第1笑「モテモテ・スプレー」、第2笑「あるジーサンに線香を」、第3笑「誘拐電話網」の3本を鑑賞しました。

 いずれも30分ほどの短編で、諷刺が入ったコミカルな内容のものばかりでした。あちこちで時々笑い声が聞かれました。

 昼食後、1時から同じく研修室において、令和元年度の定期会員総会が開かれました。式典に先立ち、平成30年度に亡くなられた会員の方々に対して黙祷を捧げました。

 続いて、塘添会長は挨拶の中で次の事を話されました。

・6月2日の定時評議員会の役員選挙議案で立候補していた理事全員が承認され、新しく池田一義さん、柳田信子さんが理事に就任されました。その後の理事会で塘添会長が再任されました。

・副会長の堀惠一さんが旭日単光章を受章され、皇居において新天皇に拝謁されました。

・国が4月1日時点で700名近くの障害者を雇用し、その中で視覚障害者は43名だった。これから県や市町村の職員にどれだけの視覚障害者が雇用されるか関心があります。

・3年前からあはき法19条問題で裁判が続いているが、今年度中には結審するような話がある。ぜひ国に勝訴してほしい。

・盲導犬の入店拒否問題では県の協力のおかげで、旅館業組合、飲食店組合に要望書を提出する事ができ、盲導犬の理解が広がってきたのではないかと思う。

・センター書庫の消火装置やバルコニーの雨漏りの工事は、県の予算が全面的に認められ、無事終了した。大変感謝しています。

・今年度も黒部学園においてヘルスキーピング事業が継続できる事になりました。

・身体障害者手帳がカード化されるようになります。市町村が担当する事になるようです。

・優性保護法問題では一時金が支給される事になったが、県内の視覚障害者の中にも該当者がいるようです。


 次いで、来賓として富山県厚生部長・市村仁志様(代理 障害福祉課長 大村政人様)、内閣府特命担当大臣衆議院議員・宮腰光寛様(代理 秘書 寺口俊光様)、衆議院議員・田畑裕明様(代理 秘書 岩佐秀典様)、内閣官房副長官参議院議員・野上浩太郎様(代理 秘書 茶木 武様)、富山県社会福祉協議会長・岩城勝英様(代理 専務理事 車 司様)、富山県身体障害者団体協議会前会長・久々江除作様の各氏をお迎えして、お祝いの言葉をいただきました。

 式典終了後、新理事、監事、そして新職員の宇枝さんが紹介されました。次いで、議長に高岡市部の田口明美さん、副議長に富山支部の柳井勇二さんを選んで議事に入りました。

 平成30年度の事業報告、決算報告、監査報告について審議し、拍手多数で承認。

 続いて平成31年度の事業計画案、予算案の審議に入り、同じく拍手多数で承認されました。

 3時半過ぎから懇親会に移り、あちこちでにぎやかな談笑が交わされました。今年の出席者は昨年より少ないように思いましたが、無事に定期総会を終えることができました。

記.安田庄内


◆6月2日(日) 令和元年度定時評議員会
        及び第2回理事会開催

 令和元年6月2日、午前10時からライトセンター研修室において15名の評議員が出席して定時評議員会が開かれました。

 審議に先立ち、会長は中央情勢として、

①日盲連札幌大会で竹下会長が再任された事。

②日盲連の名称が今年10月1日から正式に「日本視覚障害者団体連合」になる事。

③あはき19条訴訟は今年中か今年度中に結審するようである事。

④10月1日から消費税が10%になった時の福祉の対策について。

⑤身体障害者手帳がカード化され、市町村が対応するようである事。

 などを報告され、他に、新しく男性の宇枝(うえだ)さんがパート職員として採用された事。そして当協会の副会長堀惠一さんが目出度く旭日単光章を受章された事も報告されました。

 続いて議長に魚津支部の今井睦人さん、副議長に高岡支部の山口勇さんを選んで審議に入り、 第1号議案・平成30年度事業報告、及び第2号議案・平成30年度決算報告、監査報告について審議され、両議案ともに挙手全員で承認されました。

 次いで、第3号議案・次期役員(理事、監事)の選任については、一人ずつ個別に挙手採決がなされ、理事12名、監事2名全員が選任されました。

 評議員会終了後、新しく選任された理事11名が出席して、今年度の第2回理事会が開かれ、センターの高島理事を議長に選んで審議が進められました。

 推薦により、塘添誠次さんが会長に再任されました。また、堀副会長、山内副会長、安田副会長も前と同じ担当で再任されました。

 続いて業務執行理事、専門部長、及び専門部員について協議、決定して理事会議を終了しました。

*新しく決まった役員、及び担当部はトップページに記載されています。宜しくお願い致します。

記.安田庄内


◆第72回全国盲人福祉大会・札幌大会

 5月26日(日)の早朝、塘添会長、ヘルバーさん、私の3人は福祉有償運送サービスの車を利用し、一緒に富山空港へ行きました。7時10分発のANA312便に搭乗。羽田空港で別便に乗り換えて新千歳空港へ11時過ぎに到着。更にJRに乗り換えて札幌駅に12時30分頃に着きました。

 ここで現地のガイドヘルパーさんと落ち合い、代表者会議の会場である「ニューオータニイン札幌」まで、10分ほど歩いて行きました。

 5月の北海道とはとても思えない30度を超える気温に驚きましたが、湿気が少ないようで、汗をかくことはありませんでした。大会参加、旅行中の5日間はほとんど30度を超える暑さで、この時期としては異常だと思いました。

 26日午後からの会議は、塘添会長が定時評議員会に、濱野理事が協議会長としてスポーツ協議会代表者会議に、私は「あはき」協議会代議員会に出席しました。

 各協議会終了後、6時30分から北信越ブロック出席者の懇親会が、近くの居酒屋で開かれました。私は生まれてはじめてニシンの刺身を食べたのですが、油がのってコリコリでした。

 宿泊先は濱野さんにネット予約してもらったビジネスホテルで、ニューオータニイン札幌のすぐ近くでした。5月27日(月)の朝、ガイドヘルパーさんと合流、歩いてニューオータニイン札幌へ案内してもらいました。

 午前10時から、パネリストとして、眼科医師の永井春彦氏、治療院院長の山田英雄氏、視覚障害者生活訓練専門職員の小宮康生氏。助言者として、日本盲人会連合会長・竹下義樹氏。コーディネーターとして、札幌市視覚障害者福祉協会・会長の近藤久江氏により、「スマートサイト・ロービジョンケア」をテーマとした研修会が開かれました。

 昼食をはさんで、12時30分から第56回全国盲人代表者会議・全体会議に続いて、13時30分から16時までの各分科会に参加。生活分科会は塘添会長が、バリアフリー分科会は浜野さんが、職業分科会は安田が出席しました。各分科会ともに出席者の確認、及び座長等を選任した後、各団体からの提出議案について、一題ずつ採択するか否か、討議を行いました。

 会議終了後、富山からの旅行団の今日の宿泊先「札幌ビューホテル大通り公園」へ移動してチェックイン。そこで旅行団のバスと待ち合わせて合流し、夕食会場である「サッポロビール園へ移動。美味しいビールの飲み放題、そしてジンギスカンの食べ放題を腹いっぱい満喫した後、宿へ戻りました。

 5月28日(火)、「札幌ビューホテル大通り公園」で朝食を摂った後、バスで「札幌市民交流プラザ」へ移動して、第72回全国盲人福祉大会に参加しました。全国各地から視覚障害者、関係者約1000人が集いました。

 9時45分から式典が始まり、開会宣言、国歌並びに日盲連の歌斉唱、黙祷に続いて、札幌市視覚障害者福祉協会・近藤久江会長の歓迎の挨拶、日本盲人会連合・竹下義樹会長から主催者挨拶がありました。

 続いて日盲連顕彰等受賞者に表彰状、感謝状の贈呈があり、厚生労働大臣、文部科学大臣、鈴木北海道知事、秋元札幌市長からの祝辞をいただき、祝電の披露もありました。

 大会終了後、会場をバスで出発。札幌場外市場で昼食と買物を楽しみました。買物客を呼び込むお姉さんがいて、その上手なおしゃべりに感心しました。場外市場から「白い恋人パーク」へ行く途中、バスの窓から、有名な「札幌時計台」を眺めることができましたが、思ったよりも低い建物だったようです。

 「白い恋人パーク」では子供さんのはしゃぐ声が響いていました。私達はガラス越しにキャラメルの製造実演を見学しました。熱いキャラメルの固まりを引き伸ばす作業は見ているだけで汗が出そうで、職人さんはもっと熱いだろう、手指がヤケドしないだろうかと思いました。

 バスは今日の宿泊先である登別温泉に向かって道央自動車道を南下し、「ホテルまほろば」に16時30分頃に到着しました。風呂は大変広くて露天をはじめ、いろんな浴槽がありました。子供が喜びそうな滑り台もありました。

 6時30分から、今回の旅行中唯一の宴会・懇親会です。やはり、宿泊先での宴会は落ち着いてゆっくりできるので、皆さん美味しいお酒と料理を満喫しながら、カラオケを歌ったり聴いたりして楽しみました。

 29日の午前は洞爺湖で遊覧船に乗り、涼しい風を楽しみました。船が大きいので、全く揺れや振動を感じませんでした。船を下りた後バスで移動して昭和新山・有珠山にケーブルで登り、先ほど涼風を楽しんだ洞爺湖を見下ろせる展望台まで少し歩きました。

 地元の観光ガイドの話によると、昔は洞爺湖全体を見渡せたのですが、火山活動によって展望台の山全体が湖側に向かって押し出され、返って湖面全体が見えなくなったとのことでした。

 旅行ツアー最後の宿泊地は函館。市内のホテルにチェックインした後、暗くなるまで近くのレストランで夕食を楽しんだ後、バスで函館山に登り、日本三大夜景と呼ばれる函館の夜景を楽しみました。

 5月の北海道としては珍しく、日中は30度を超える日が続いていましたが、さすがに夜の函館山は寒くて長くいられませんでした。

 旅行団日程最後の30日は、函館五稜郭とトラピスチヌ修道院を見学した後、函館空港からANA556便に搭乗して、羽田空港で乗り換え、富山空港へ予定通り19時過ぎに到着。無事に日盲連札幌大会参加ツアーを終えました。色々とお世話をしていただいた関係者の皆様、本当に有難うございました。

 来年の日盲連全国大会は令和2年の6月14日(日)から16日(火)までの三日間、宮城県の「仙台サンプラザ」を会場に開催されます。来年も多数の皆様の参加をお願い致します。

記.安田庄内


◆5月23日(木) 令和元年度 第1回理事会開催

 令和元年5月23日(木)14時からライトセンター研修室において、理事9名、監事2名の出席により第1回理事会が開催されました。

 会長は始めの挨拶で、先ごろ春の叙勲で、当会副会長の堀惠一氏が旭日単光章を受章されたことの報告・お祝いを述べられている所に、事前に理事会欠席を表明されていたご本人が会場にお見えになられ、研修室は拍手の中、お祝いムードに包まれました。

 その後、堀副会長からお礼の言葉が述べられて、宮中での授章式のためその足で東京へ向かわれました。

 続いて第1号議案・平成30年度事業報告について審議。ここでは、協会事業、センター事業(点字図書館・盲人ホーム)について詳しく報告がなされ、それぞれ質問等を受け、その後理事の皆さんの承認をいただきました。

 第2号議案・平成30年度決算報告についての審議では、社会福祉事業(本部会計)、社会福祉事業(施設会計)、公益事業(特別会計)、平成30年度用具会計決算書について説明がなされ、その後監査結果報告が新監事よりなされて、質問等を受けました。

 その中で、1年前の理事会の席で協会の財政がひっ迫していることから財政の立て直しが急務であるとの指摘を受けたことを踏まえて、現在までの取り組み状況が併せて説明されました。

 財政検討委員会の成果が予想以上に進んで赤字幅は削減されているが、引き続き今年度も、検討委員会でなお一層の議論が必要であると報告されました。

第2号議案も全会一致で承認され、先の議案とともに6月の定時評議委員会に付託されます。

 第3号議案・定時評議委員会の開催についての審議では、6月2日(日)午前10時から評議委員会を開催することを決め、この日の理事会を終了しました。

記.佐生秀一


◆第46回北信越グランドソフトボール大会
  ー 富山県チーム、今年は優勝ならず ー

 第46回北信越グランドソフトボール大会が令和元年5月19日(日)、金沢テクノパーク運動広場で開催された。

 福井県が出場しなかったため、富山、石川、新潟、長野の4県で北信越優勝を争う事になりました。前日、代表者会議で組み合わせ抽選が行われ、初戦の相手が石川県に決まった。

 大会当日は朝から気温が上昇するなか試合が始まった。富山チーム柳沼投手は、初回から絶好調、相手打線を寄せ付けず上々のスタートで、打線も期待にこたえようと、少し相手投手を打ち損じていたが、少ないチャンスをものにすることができ、2点を先取。

 ベンチ内も盛り上がり、大量得点かと思われたが2点止まり。その後両チームともに膠着状態が続いたが、中盤気がゆるんだわけでもないが、2点を取られ同点になってしまった。さすがに少し焦りもでてベンチ内の声もでなくなったように思えた。

 終盤、相手投手も疲れてきたのか、コントロールが定まらなくなり、塁上にランナーをためたところで待望のタイムリーヒット。貴重な2点を追加。柳沼投手も抜群のコントロールで石川打線を2点におさえて完投勝利。4対2で勝ち、決勝戦に進むことが出来た。

 決勝戦の相手は宿敵長野県。先発柳沼投手はコントロール、スピードともに申し分なく、相手打線に付け入る隙を与えず投手戦かと思われたが、ちょっとした守備の乱れから1点を先取され、あっという間に3点ビハインドとなってしまった。

 なんとか同点にしたいと思うほど焦ってしまい、自分自身も3打数ヒット無し。三振、サードゴロ、ファーストフライと、散々なできだった。

 試合も相手投手に打線が翻弄され、終って見たら3対0の久しぶりの完封負けになってしまった。優勝目指して練習してきたので悔しいの一言です。

 来年は富山大会ということで、より一層練習に磨きをかけ、チーム一丸となり優勝目指して頑張ります。応援ありがとうございました。

記.高橋克人



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