視覚障害者が楽しむ野球
グランドソフトボール
「視覚障害者が野球を楽しむ」と聞いたら一般の方は「見えないのにどうして?」と不思議に思われるのではないでしょうか。
たしかに、速いスピードで飛んだり転がったりする野球のボールを、弱視の人が目で追いかけるのは、かなり困難な事ですが、ハンドボールほどの大きさになると、かなり目で追いかける事ができるようになります。
それでも、全盲の人には全くボールを目で認識する事ができません。投げる事はできますが、バットで打つのは不可能に近いです。
全盲の人は耳(聴覚)を頼りに行動しています。そこで、ピッチャーがボールを投げるのでなく、地面の上を転がすと、その音でボールを認識する事ができます。慣れて来ると、ボールのコースとスピードが分かるようになり、バットで打つ事もできるようになります。
「ハンドボールを転がして投げる」ことにより、視覚障害者でも野球を楽しむ事ができるようになる訳です。
のページがありましたので、視聴して下さい。大変参考になりますよ。
また、グランドソフトボールの詳しいルールについて、
のページがありました。詳しく書かれています。参考にして下さい。
【富山県グランドソフトボールチーム】について
部長 越後 宗政
視覚障害者でも野球やソフトボール競技ができます。その競技の名はグランドソフトボール。
グランドソフトボール(Grand Softball)は、視覚障害者が行う野球競技のことで、以前は盲人野球と呼ばれていましたが、1994年4月、ソフトボールのルールを基本としていることから「グランドソフトボール」に改称されました。
ルールの特徴は、
@ボールはハンドボール3号を使用し、投手がそれを転がして打者がバットで打つ。コースは、ホームベース上を少しでもかすればストライク。
A守備は通常の野球より遊撃手が1人多い1チーム10人で行う。
B1チームには必ず全盲者(全く視覚が無い人)が4人以上含まれる必要がある。
C全盲者は全盲であることを明確にするためアイマスクをして競技を行う。
D全盲野手が直接捕球したボールは、バウンドしていればゴロでもフライ捕球扱いとなり、アウトとなる、等である。
本チームは、昭和40年代前半、富山県立盲学校(現富山県立富山視覚総合支援学校)OBによって結成され、その後、この競技が全国身体障害者スポーツ大会に正式に組み入れられたことから、毎年開催される北信越予選に出場し、優勝を目指して頑張っている。
そんな中、北信越代表として戦った1977年青森大会、1983年群馬大会は共に全国3位の銅メダルを獲得。さらに地元開催の2000年国体「きらりんぴっく富山」大会では優勝戦でも優劣がつかず、結局抽選により惜敗し、銀メダルに甘んじた輝かしい?経歴もある。
通年の活動は、北信越大会出場に向けた練習、盲学校生徒チームとの親善試合、そして、かつて優勝経験もある全日本選手権出場を期待しての練習等である。
最近は部員数減少と年々上がる平均年齢に悩んでいる。 が、・・・そこはベテラン集団である。試合では、熟練したプレイとチームワークで観客や周囲を魅了していきたい。グランドのもう一つの意味「壮大な、雄大な、威厳のある」には及ばないが・・・。
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